常なき様〜美しさと虚

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」

流れ過ぎていく河の流れは途絶えることがなく それでいて もとの水ではない

有名な方丈記の書き出しです。

 

この世にあるものはすべて移ろう、常に流れている

一瞬たりとも同じでない 常なき様=無常ということです。

日本人がとかく、桜が好きであるのもこの移ろいゆく様=無常観が根底に流れているそうです。

 

移ろいゆくものに美を感じ、同じ状態でないからこそ今が生きてくる

人間の体の中から人生〜世界〜宇宙まで、すべて無常ですよね。

 

私の日常生活の行動の1つに雲の動きを飽きずにずーっと見てしまうのですが、

これもまた

常に有るけれど、常に無い・・・

その今一瞬に美しさを感じるからなのかもしれません。

 

今を生きるって、散々ワークとかブログに書いてきましたが、

こういう自然の中から教えて頂くと自然と納得するのかもしれません。

まとまらない文章になってしまいましたが・・・

この美しさに虚を感じるのは、やはり漢字違いですが虚ろいだからなのでしょうか。

 

お読みいただきありがとうございました。